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地元のスーパーマーケットの棚から消えてしまったので自作してみた。
以前はよく行くスーパーの棚に並んでいたアプリコットジャムですが、気づけばジャムのラインナップから消えていました。欲しい時にすぐに買えない悲しさ。。。
少し遠くにあるカルディとかに行くとあるのだけれど、ジャムだけ買いに走る気力が今はないのです。
なので、ついでのときに数個買ってストックしたりなのですが。
うちでの需要はお菓子作りのとき。パンを食べるときにはあまり登場しなくって
スポンジケーキを焼いて間にサンドするか、パイの表面に塗って焼くとかの時。
それでも最近は、お菓子を焼く機会、気力ともに無くなる方向ですけれど。
そんなことから、手作りしてストックしておけばいいかもと思い立ったわけです。
うちの近くで、アプリコットの生果実が店頭に並んでいるのを見たことがなく、
果実が出回る時期はごく短期間らしいからかもしれませんが。
もちろん手にしたこともないので、一度買ってみたいという好奇心もあって、
メルカリでアプリコットを購入しジャム作りやってみました。
メルカリでお取り寄せしたジャム用生あんず果実
地元には売っていないので、すぐ簡単に購入できるメルカリを利用。
あんずの品種は、山形3号 ジャムなどの加工向けの品種。生食には向いていないらしいです。一口かじってみました。渋さを少し感じましたが杏でした。(あたり前だけど) 1キログラム 1800円(送料込み)
←写真:到着時は、色はきれいなオレンジでしたが、果肉が固かったので追熟中
材料は2つだけ、簡単に短時間で作れて、すごく美味しい。
材料は、あんず果実と砂糖だけ。
あんずは種をとり5ミリ幅ぐらいのくし切りにします。
砂糖は、いつもは洗双糖を利用していますが、今回はあんずの美しい色を残したいので、
グラニュー糖を使用しました。
糖度は60%で作りました。
グラニュー糖で作ると、スッキリした印象の甘みになる様な気がします。
1キログラムのあんずの種を取ると正味880グラムになりました。
皮はむく必要はありません。
あんず880グラムの60%の糖分、グラニュー糖は約530グラムです。
あんずジャムレシピ
● あんず 1キログラム (種を取ったあとは880グラム)
● グラニュー糖 (あんず880グラムの60%) 530グラム
あんずジャムの作り方
① あんずを優しく洗います。
② 種を取り、5ミリほどのくし切りにします。
※切り込みを入れて半分にすると種が取りやすい
③ ステンレスか、ホーローのお鍋に、くし切りにした
あんずと分量のグラニュー糖を入れてざっくりと混ぜ合わせておきます。
④ 混ぜ合わせて、あんずの水分が出るまで置きます。
※いろんなレシピを見てみると、水分が出るまで、数時間待つ表示してありますが、今回私が作ったときは、実際15分程で水分が沢山出てきました。(左の写真参照)
この日のお天気は大雨でかなり湿気のある日だったので早く水分が出たのかもしれませんし、あんずの熟し加減もあるのかもしれません。
お作りになるときの状況に合わせて、お鍋の中のあんずとお砂糖の様子をよく見ていただくと良いと思います。
⑤ あんずから水分が出たので、火を通します。
火加減は、はじめは強火にして、煮立ってきたら中火にして状況をみて弱火に変えます。
最初はかなりぶくぶくとアクがでてきますので、丁寧に取り除いていくと、そのうちアクも収まってきます。
⑥ 約15分程弱火で煮詰めるととろりと光沢のある感じになり、果肉の姿もとろけたようになります。
ここから先は写真を取り忘れてしまいました。ごめんなさい。
⑦ 熱いうちに保存瓶に詰め蓋をして、沸騰したお湯に入れて脱気して出来上がりです。
手作り保存食の容器は、WECKの保存瓶を愛用しています。
シンプルなデザインと使い勝手が良いので気に入っています。
美味しく仕上げるコツ!
難しいことはなにもないのですが、ただコツは、
煮詰めすぎないこと。(好みによりますが・・・)
煮詰めるとアプリコットの果実の瑞々しさとフルーティ-さが失われてしまいますので注意しましょう。
ただ、これは好みで分かれますので、粘度の高いねっとりジャムが好みの方や、長期間保存するかたは
煮詰めたほうが良いかもしれません。
あんず1キログラムで、どれだけのジャムができる目安は?
今回、1キログラムのあんずを購入しましたが、種を取ると実質正味880グラムとなりました。
フレッシュ感を大切にしたジャムにしましたので、ジャムの形態はトロトロであっさりとした感になりました。
もし、もっと煮詰めることをしていたら、こっくりとした食感のジャムになっていたと思います。その場合、煮詰りますので、分量も少なくなります。そこはお好みでお作りくださいませ。
(※ ひつこいようですが、煮詰め方などにより容量はずいぶん変わると思います。)
・WECKの250mlの保存瓶 2個分 (八分目入れて)
・200mlの保存瓶 3個分(8分目入れて)
注:あくまでも私の作った目安です。
自家製はおトクなの?
市販のものを購入するより自家製はおトクなのということですが、
私の感じるところでは、結局トントン。特に大量生産するわけでなく、少量を作るぐらいなので、
材料費、光熱費、資材費などを鑑みると必要なときに市販のジャムを購入したほうが金銭的には
おトクなのかもしれません。
しかし、手作りならではの贅沢さや、余計なものを添加していないナチュラルなジャムであることなど、
手作りでしかえられないことは沢山あると思います。
フルーティーさなどは、自家製ならではの贅沢さかもしれません。
知人におすそ分けして、すごく美味しかったと感想を言ってもらったりすれば、
とても嬉しいですし、今後の励みにもなります。
機会があれば、手作りアプリコットジャムを作って見てくださいませ!
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